先日、人生で初めて「恵方参り」というものに行ってまいりました。
「恵方参り」とは・・・古来の正月行事の1つです。恵方とは 歳徳神 が在位する方角で、 十干 に従って毎年変わります。そして、居住地から見て恵方に当たる社寺にお参りすることです 。そうすることで、恵方のエネルギーを得られ、願いを叶えるチャンスを与えてくれるといわれています。
お参りの方法は通常と同じでもいいと言われています。ポイントは3つです。
- 願いごとは1回のお参りでひとつ。
- 住所と名前を告げる。
- お礼参りは必ず行う。
今回は、私が友人に教えてもらって実際にやった方法をご紹介します。
- 鳥居は軽く会釈をして通ります。
- 手水で手を洗います。
- 本殿に向かい、神社仏閣の作法でお参りする。
- その後、裏側へ行きます。(神様に一番近いところ)
- 自分の住所と名前を名乗り、「恵方参りに参りました」と伝えます。
- お釈迦様の生誕のポーズをします。(右手の人差し指で「天」、左手の人差し指で「地」を指します。
- そして、決意(願い事)を1つします。
- そしてこの言葉「私は天地人です。私にチャンスをください。私にチャンスに乗る知恵と勇気をください」と言います。
- 一礼して終了です。
恵方というと、節分の恵方巻を食べるのみの私でしたが、友人の話がとても面白く、せっかく教えてもらったことですので、2022年は続けてみようかなと思います。今回「恵方参り」をしてみて、良かったことは、今の自分が在ることは、今の環境があり、家族やみんながいてくれるからだと素直に感謝でき、また私も誰かの支えになり貢献できる自分でありたいと感じることができたことですね。
2022年の恵方は北北西ですので、節分以降に探してお参りしてみたいと思います。居住地から750メートル離れた神社仏閣(2キロくらい離れていた方がいいと言われています)ですので、皆様も良かったら探してみてくださいね。
ここからは私の勝手な解釈ですが、お参りをすることが良いとか悪いとかではなく、日常とは少し違う場所へ自分を置くことで、自分と向き合うことができ、日常のありがたさや、良い出来事もあまり良くない出来事も素直に受け止める時間を持つことが大切なのかと思いました。(自分の思考や心が落ち着く場所ってありますよね。例えば、海や山、流行りのソロキャンや・・サウナとかも・・)
そして、そんな場所があることで、日常に感謝でき、そこに身を置いて考えることでチャンスに気づけ、どんな行動をしたらよいか整理ができ、少し背中を押してもらえるのかなと思いました。
みなさんも、自身の思考や心が落ち着く場所見つけてくださいね。