私たちの身の回りには、自然災害や盗難、水濡れ、破損など、さまざまなリスクが潜んでいます。
万が一のことが起こった際に大切な住まいを守るため、火災保険へ加入しておくと安心ですよね。
本記事では、東京海上日動の火災保険について詳しく解説します。
内容だけでなくメリットや注意点なども解説するので、火災保険への加入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
まずは東京海上日動についておさらいしよう!
東京海上日動は、火災保険や自動車保険などの各種保険の引き受けを行う、損害保険会社です。
また、生命保険に関わる業務の代理や事務の代行、確定拠出年金の運営管理業務、自動車損害賠償保障事業委託業務なども行っています。
東京海上日動が取り扱う、主な商品を見ていきましょう。
個人向け | 法人向け |
· 火災保険
· 地震保険 · 自動車保険 · 超保険(生損保一体型) · 傷害保険 · 旅行保険・ゴルファー保険 · 自転車保険 |
· 事業活動全般の保険
· 企業財産の保険 · 自動車の保険 · 賠償責任の保険 · 工事の保険 · 従業員の労災の保険 · 信用・保証の商品 · 船舶・貨物・運送の保険 · その他のリスクの商品 · 確定拠出年金 |
個人・法人向けにさまざまな商品を取り扱っているなかで、今回は「火災保険」について詳しく解説します。
東京海上日動の火災保険に加入するメリット
東京海上日動の火災保険に加入するメリットは、以下のとおりです。
· さまざまなリスクに備えられる
· 自分に合ったプランが選べる
· 地震リスクにも備えられる
さまざまなリスクに備えられる
火災保険の補償対象となるリスクを見てみましょう。
火災 | · 火災
· 落雷 · 破裂 · 爆発 |
風災 | · 風災
· 雹(ひょう)災 · 雪災 |
水災 | · 水災 |
盗難・水濡れ等 | · 盗難
· 水濡れ · 建物外部からの物体の衝突 · 労働争議等にともなう破壊行為等 |
破損等 | · 上記以外の偶然な破損事故等 |
なお、保険の対象となるのは、居住用の建物(マンションを含む)や家財です。
東京海上日動の火災へ加入すれば、さまざまなリスクに備えられます。
自分に合ったプランが選べる
東京海上日動では、3つの補償タイプのなかから自分に合ったプランを選べます。
· 充実タイプ:火災リスク・風災リスク・水災リスク・盗難/水濡れ等リスク・破損等リスクのすべてが対象
· スタンダードタイプ:火災リスク・風災リスク・水災リスク・盗難/水濡れ等リスクが対象
· マンション向けタイプ:火災リスク・風災リスク・盗難/水濡れ等リスク・破損等リスクが対象
充実タイプはすべてのリスクに備えられ、スタンダードタイプでは破損等リスク以外、マンション向けタイプでは水災リスク以外に備えられます。
それぞれのプランは、以下のような人におすすめです。
· 充実タイプ: 持ち家(戸建て)にお住まいの人
· スタンダードタイプ:賃貸住宅にお住まいの人
· マンション向けタイプ:持ち家(マンション)にお住まいの人
地震リスクにも備えられる
火災保険には、原則自動で「地震保険」がセットされています。
「地震による倒壊」、「地震による火災」、「津波による水害」が補償対象です。
保険料は別途かかりますが、火災保険への加入時に合わせて申し込むことで、地震リスクにも備えられます。
東京海上日動の火災保険加入前に確認したい注意点
東京海上日動の火災保険へ加入する前に、以下の点を確認しておきましょう。
· 一部補償されない内容がある
· 空き家でも申し込みはできるが注意が必要
一部補償されない内容がある
火災保険では、一部補償されない内容があります。
保険金が支払われないケース |
【火災保険】
● 契約者、被保険者、またはその同居の親族等の故意もしくは重大な過失、または法令違反によって生じた損害 ● 風・雨・雪・雹(ひょう)・砂塵(じん)等の建物内部への吹き込み、浸み込みまたは漏入によって生じた損害 ● 損害割合が30%未満、かつ「建物の床上浸水」または、「地盤面より45cmを超える浸水」にいたらない水災によって生じた損害(特定の機械設備については、特約により補償できる場合がある) ● 給排水設備事故にともなう水濡れ等の損害のうち、給排水設備自体に生じた損害 ● 保険の対象が通常有する性質や、性能を欠いていることによって生じた損害 ● 自然の消耗または劣化によって生じた損害 ● すり傷・かき傷・塗料のはがれ落ちなどの、単なる外観上の損傷や汚損 ● 偶然な破損事故等によって生じた損害のうち、以下のもの · 建物の増築・改築や修理・点検等の作業上の過失、または技術の拙劣によって生じた損害 · 電気的または機械的事故によるもの(特約により補償できる場合がある) · 保険の対象の置き忘れや紛失によるもの · 携帯電話・ノート型パソコン・自転車・コンタクトレンズ・眼鏡等の家財や、身の回り品に生じた損害
【地震保険】 ● 損害の程度が一部損にいたらない損害 ● 門・塀・垣のみに生じた損害 ● 地震等が発生した日の翌日から起算して、10日を経過したあとに生じた損害 ● 地震等の際における保険対象の紛失・盗難によって生じた損害など |
また、家財を保険の対象とする場合であっても、次のものは対象外です。
· 自動車や船舶等
· クレジットカードや稿本、設計書、帳簿等
· 設備・什(じゅう)器や商品・製品等
· 動物、植物等の生物
· データやプログラム等の無体物等
どうしても補償してもらいたい場合は、オプション(追加の補償)を追加すれば補償されるものもあります。
空き家でも申し込みはできるが注意が必要
火災保険は、空家の場合はその利用状況によって保険料が変わる場合があります。
空き家の場合は、すぐに生活できる環境にあるかということや、季節的に使われている別荘などで保険料の差異が出てくるので、注意が必要です。
東京海上日動の火災保険がおすすめの人
東京海上日動の火災保険は、地震も含むさまざまなリスクに備えられ、自分に合ったプランを選択できる点がメリットです。
一方で、補償の対象外となるケースや、空家でも利用状況で保険料が変わるケースもあるため注意しなければなりません。
メリットや注意点を踏まえると、東京海上日動の火災保険は以下のような人におすすめです。
· 身近なリスクにもしっかり備えたい人
· 地震を含む、さまざまな自然災害に備えたい人
· 自分に合った保険を選びたい人
· 別荘などを保有している人
まとめ
東京海上日動の火災保険は、さまざまなリスクから大切な住まいを守るための保険です。
本記事で解説した内容をもとに、自分に合った火災保険を選んでみてはいかがでしょうか。
また、東京海上日動の代理店は全国各地にあるので、まずは近くの店舗で相談してみるのもいいでしょう。